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むかい*いきもの研究所は、生きもの観察会や、生きもの調査、ものづくりなどの体験を通して、身近な自然のことを、楽しく学んでいただく活動をしている団体です
(くわしくは、 こちら をご覧ください)
旧暦七十二候では6月の上旬は「蟷螂生ず(かまきりしょうず)」、カマキリが生まれる頃、とされています。 先日仙台西部の山間地で、(たぶん)オオカマキリの若齢幼虫を見かけました。バッタ類の幼虫も見られ始めていて、草原がとてもにぎやかになってきています。
雑木林も色濃い緑になり、オオルリ、キビタキ、サンコウチョウやホトトギスなどの夏鳥の声が響いています。仙台市太白区粒沼では夏の渡り鳥「サシバ」の姿を見ることもできました。
東北の自然が本格的に動き出す、いい季節ですね
これから本格的に暑くなるまでは、運動を兼ねたお散歩が心地よいことと思います。お散歩の際に鳥たちの声に耳を傾けていただけますと嬉しいです。
2025年4月8日 むかっちはかせ
むかい*いきもの研究所では、今年度から活動内容を、
の3つに分けて活動を進めていきます。
それぞれの活動について、見学大歓迎です。どんな活動なのかちょっと見てみたい、 などありましたらご連絡いただけますと幸いです
5月10日と17日に行った、すずめ農園の田んぼでのコオイムシ標識再捕獲調査の結果、
・10日の標識数 55匹
・17日の総捕獲数 69匹
・そのうち標識のあった数 8匹
・推定値 474±158匹
という推定値が計算されました。 参加者のご協力のおかげで、良い推定値が得られたと思います。
調査をさせていただいた田んぼはおよそ700m^2でしたので、1m×1mに1匹
いるかいないかという結果が出てきました。性比を1:1として、200ペアくらいのコオイムシが1回に100卵程度、
シーズン中に複数回繁殖するので、例年の、「軽い網入れしただけで10匹くらいは幼虫が採れる」、という状況が
6月上旬には見られるようになっていると思われます。昨年は暑さが厳しかったのですが、ちゃんとたくさんいてくれて
嬉しく思いました
来年もこの調査は継続しますので、またご協力いただけますと幸いです。